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【環境】メキシコ湾海底に巨大な原油プルーム BP流出事故が原因
- 1 :星降るφ ★:2010/08/21(土) 17:36:05 ID:???
- メキシコ湾海底に巨大な原油プルーム
Christine Dell'Amore
for National Geographic News
August 20, 2010
メキシコ湾の原油流出事故により原油プルームという巨大な原油層が深海部で形成
されていたことが確認された。研究チームによると、このプルームは相当しつこく
存在を続ける可能性もあるという。
メキシコ湾では、原油を食べるバクテリアが原油の自然漏出によって繁殖しており、
BPの石油掘削基地ディープウォーター・ホライズンの事故処理に役立つと期待されて
いた。
ところが今回、マサチューセッツ州にあるウッズホール海洋研究所(WHOI)の
調査により、長さ35キロ、厚さ200メートルにもなる原油の層が、水深1100メートル
付近に数カ月間居座っている事実が判明した。
研究チームのリーダーでWHOIの応用海洋物理学および工学部門(Applied Ocean
Physics and Engineering Department)に所属するリチャード・カミリ氏は8月
19日にワシントンD.C.で開かれた記者会見で、「原油プルームは予想以上に安定
している。元々なぜこれほどの深海に形成されたのかもわからない」と語っている。
メキシコ湾の微生物が原油プルームを忌避した理由は不明だが、研究チームの
メンバーでWHOIの海洋化学者クリストファー・レディ氏によると、微生物は“悪名
高い気分屋”なのだという。
レディ氏は2010年8月初旬、米ナショナル ジオグラフィックの取材に対し、
「流出原油の一掃を微生物に任せるなんて、若者に手伝いを頼むようなものだよ。
今やらなくては意味がないのに、腰を上げるのは決まって翌日だ」と述べている。
19日の記者会見にも参加した同氏は、「今後の研究で、このプルームが分解
しない理由を慎重に解明する必要がある」と話した。
6月に10日間かけて実施された今回の船上調査では、自律型無人潜水機(AUV)が
活躍した。AUVは、遠隔操作無人探査機(ROV)を改良した“次世代型”水中探査機だ。
AUVには分子質量を測定する質量分析計が搭載されており、原油流出現場付近の
海域で多数の海水サンプルが収集された。収集されたサンプルのほとんどから、
原油の主成分である炭化水素が検出され、その濃度は平均で1リットルあたり50
マイクログラムだった。
研究チームはこのデータから、2つの原油プルームの形状と大きさを明らかにした。
一方は水深1100メートル付近の巨大な層で、もう1つは水深50〜500メートルに
さらに広範囲に拡大していた。
南フロリダ大学の海洋化学者デイビッド・ホランダー氏は深海で確認された原油
プルームについて、「われわれの最新調査と完全に一致する発見だ。炭化水素は
大量で、今後も当分は消滅しないだろう」と電子メールでコメントしている。
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック・ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100820001&expand#title
▽関連記事 「メキシコ湾の海底に残る有毒原油」ナショナルジオグラフィック・ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100819001&expand#title
(>>2以降に続く)
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